のぼりと田舎
私はのぼりを見ると田舎の実家が思い出されます。
幼いころにのぼりを見る機会といったらお祭りの時でした。
私の実家はとても田舎なのでこれといった娯楽はありません。
普段の楽しみといったらテレビぐらいです。
とても過疎地なので小学校の全学年の人数も50人もいませんでした。
とても静かな村で、20時ぐらいになると本当に真っ暗になってしまいます。
普段は本当に刺激のない村なのですが、お祭りの時期になるととても盛り上がります。
村の人々も年に一回のお祭りはとても楽しみにしており、なんと2ヶ月前から準備にとりかかるのです。
私も小さい頃からお祭りの時期が来るのが楽しみで仕方がありませんでした。
そのお祭りの特徴は大きなのぼりが掲げられ、盆踊りや露店を出したりして、とても賑やかになります。
私の中でお祭りはいい思い出として残っています。
特にのぼりは私の脳裏に焼き付いています。
だから上京したときにあらゆる所にのぼりがあったことに驚きました。
ただ東京に掲げられているのぼりは、あまり品のいいものではないなと思いました。
またあまりにも商品を売り込もうとしすぎて蛍光色ののぼりなど下品なものも多いです。
実家の田舎で掲げられるのぼりはとても美しいのです。
のぼりと実家
のぼりを見ると田舎の実家が思い出されるのであまりいい気分にはなりません。
幼年期は人口が100人ぐらいしかいない小さな村で過ごしました。
そこは本当に何もなくて、毎日都会に出たいと思っていました。
その村はとても自然が豊かな所で空気が美味しいのですが、退屈極まりない場所だと思います。
その村では、中心に役所があって毎日のぼりが掲げられていました。
なぜのぼりが掲げられていたのかはわからないのですが、役所であることがわかるように印になっていたのではないかと思います。
役所はとても小さい所なので、のぼりを掲げておかないと分からないのです。
私は一刻も早くこの村から出たかったので、必死に勉強しました。
うちの実家は、あまり裕福な家ではなかったので国公立の大学しかいけませんでした。
その村では大学に行く人はいなかったのですが、私は死ぬほど勉強しました。
夏休みは15時間以上、平日も6時間以上勉強しました。
とても苦しかったのですが、一生この村にいるよりはましだと思いました。
そして見事合格することができ上京することが出来たのです。
今は都内の会社で働いています。
始めは東京のスピードについていくことに必死でしたが、若かったのでうまく対応することができました。